ブラウザのアップデートの度に sfs ファイルをダウンロードして、入れ替えるのが手間なら、
muboom さんが書きました:
550JPをUSBメモリにインストールして試用
ということなので、Mozilla Firefox や SeaMonkey の場合、
Mozilla 公式の Linux 32bit向けの配布物(例えば、seamonkey-2.22.tar.bz2 )を、/mnt/home ディレクトリにダウンロードして、展開すると、
(SeaMonkey 2 の場合)
/mnt/home/seamonkey
以下に、展開されるので、それを用いるようにすれば、個人保存ファイル(precisesave-xxx.4fs)を圧迫せず、
(SeaMonkeyのメニュー[ヘルプ]⇒[SeaMonkeyについて]から)たぶん自動更新できます。
[550JP]で、
・
SeaMonkey の場合、
コード: 全て選択
# cd /usr/lib
# rm seamonkey
# ln -s '/mnt/home/seamonkey' seamonkey
のようにして、seamonkey ディレクトリのリンク先を付け替えるとOKの筈です。
これで、/mnt/home/seamonkey ディレクトリ内のファイルが実行されるようになり、
メニューから更新をしても、precisesave-xxx.4fs の容量を圧迫しなくなります。
(必要に応じて、キャッシュディレクトリも /mnt/home/ に 適当な ディレクトリを作成して、リンクを貼って追い出すと、キャッシュ容量を大きく取ることができます。・・・私はしていませんが)
・[550JP]Firefox の場合、
0)mozilla 配布物を /mnt/home ディレクトリにダウンロード&保存し、マウスにてクリックして展開。
/mnt/home/firefox
というディレクトリが出来ていることを確認。
1)/usr/lib 内に、firefox ディレクトリへのシンボリックリンクを作成。
コード: 全て選択
# cd /usr/lib
# ln -s '/mnt/home/firefox' firefox
2)/usr/bin 内に、'firefox' コマンドのシンボリックリンクを作成。
コード: 全て選択
# cd /usr/bin
# ln -s '/usr/lib/firefox/firefox' firefox
( これで、端末から firefox とコマンドを打つと Firefox が起動する筈です。
が、端末をいちいち開くのが面倒なら )
3)デスクトップに起動アイコン設置。
(a) Roxファイラで、/usr/bin を開き、(歯車の恰好をしたアイコンの)'firefox' を、デスクトップ上にドラッグ&ドロップ
(b) デスクトップに出来た 'firefox' アイコンを、右クリックして現れるメニューから、
「アイテムの編集」を選択。
(c) /usr/lib/firefox/browser/icons を rox ファイラで開いて、mozicon128.png (mozicon256.png ?) を「アイコンをここへドロップ」のところへドラッグ&ドロップ。
4)パピーメニューに反映させるなら、/root ディレクトリの隠しファイル .jwmrc を開いて追記。
コード: 全て選択
<Menu label="インターネット" icon="www24.png" height="16">
・ ・ ・
<Program label="Firefox" icon="/usr/lib/firefox/browser/icons/mozicon128.png">firefox</Program>
・ ・ ・
以上、あくまで、precise-550JP を Frugal Install していることを前提とした話です。
※ 通常、Puppy のオリジナル英語版に内蔵されている SeaMonkey ブラウザは自動更新機能を外して(開発元の Mr. Barry K. が)独自にビルドされています。
※ Google 謹製の Chrome ブラウザは、自動的に強制アップデートされると聞きましたが、あれは、某MS-Windows 版 の話なんですかね。・・・使ったことないので知らないのですけど。 Chromium は、本家フォーラムに上がっていた、Chromium-25 とか、Lupu-528JP 用の、Chromium-20-Lucid.sfs しか使ったことないので。