うちのパソコンルームは窓を少し開けていて、鳥の囀りが聞こえる。
声が大きくなった。しかも、部屋の中から聞こえる。
え、どこに鳥が入ってきた?
声のするほうを探っていくと、それはメールの自動受信のために常時通電しているパソコンからだった。
ケースファンのベアリングが悲鳴を上げているのだった。
どうせマザーボードも電源も怪しいので、このさい新調することとした。
というか、そのつもりで部品を用意していたが、不精に放っておいたものを、組み上げることにした。
パピーだけをUSBに入れて運用するので、光学ドライブもハードディスクもない。
組み上げて持ち上げて見ると、軽い。軽量OSとはこのこと
あれ?USBから起動しない。BIOSのアップデートを試みるも失敗。
しかたないのでビデオを貯めている大容量HDDを装着し、NASのような使い方をすることにする。
Grub4DosをHDDにインストール。たいていはこれでOKのはず。
しかし、ダメ
最終手段は、vmlinuz と initrd.gz とを HDD上にコピーする。
Grub4Dos config が作る menu.lst のオプションを一部変更:
コード: 全て選択
title Linux PUP431
uuid xxxx-xxxx
kernel /PUP431/vmlinuz psubdir=/usbpuppy pmedia=usbflash pfix=fsck
inird /PUP431/vinitrd.gz
本体は USB上の sdb2/usbpuppy ディレクトリに、
vmlinuz と initrd.gz を HDD上 sda1/PUP431 にコピーしている。
無事起動。まずは一段落。
