Lucid Lynx 頭脳明晰なヤマネコ
Precise Pangolin 正確なセンザンコウ(アリクイに似た動物)
Trusty Tahr 信頼できるタール(ヒマラヤタール・ヤギの仲間)
Xenial Xerus 接待のアラゲジリス(地栗鼠の仲間)
語頭の文字が同じです。頭韻と言いますが、英米人はこういうのが好きです。もちろん、英語には語尾の音をそろえる韻の踏み方もあります。
しかし、韻を踏むためにかなり無理をしているという気がします。 tahr や xerus は一般的な言葉ではありませんし、xenial は小さな辞書には掲載されていない、古語です。あと、xerus は日本語の「ジリス」と発音が似ていておもしろい。
Puppy に当てはめてみると、
Lucid Puppy 頭脳明晰な子犬
Precise Puppy 正確な子犬
Tahr Puppy タール子犬
Xenial Puppy 接待の子犬
Tahr Puppy は意味不明です。Trusty Puppy (信頼できる子犬) ではいけなかったのでしょうか。

話は変わりますが、ubuntu lucid のレポジトリは既に利用できなくなっています。4月にサポートの終わった precise もいずれ同じ道をたどると思われます。ubuntu のレポジトリが利用できなくても、pet 形式のパッケージは puppy のリポジトリにあるので大丈夫です。ただ、セキュリティアップデートのような特殊なものは、もはや入手不可能です。(入手できたとしても、それ自体古いのですが...)
Puppy 4.1.2 や Lupu 5.2.8 は有志の人たちによってメインテナンスが続いています。古いPCのユーザーとして、ありがたく思っています。