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HITACHI FLORA 310 DL7 に適したOSを探す旅

Posted: 24/05/04(土) 02:37
by ssnys
ユーザーズカフェは比較的自由な投稿が許されているとのことなので、突然ではあるのですが HITACHI FLORA 310 DL7 に適した OS を探していきたいと思います。

今まで各 OS の体験記などを書き留めることは全くなかったのですが、記憶力の衰えともなどもあり、記録して行った方が良いかと思い、備忘録として書き留めていきます。

現在パソコンは2台所有しているのですが、色々ありまして、現在このパソコンがメイン PC となっています。Precise Puppy 571JP を用いて使用してきたのですが、無視できない問題が顕在化してきたこともあり、新しい OS を探す動機となりました。

このパソコンは現在のスペック基準からすると、非常に低スペックで、さらに故障している部位がいくつかあるため、なかなか適した OS を見つけるのは簡単ではないかと思いますが、ゆっくりと探していきたいと思います 。

なお、私の怠惰なため投稿間隔はかなりゆっくりしたものとなると思います。

何かご指摘等がありましたら、ご返信いただければ幸いです。

HITACHI FLORA 310 DL7のスペック

Posted: 24/05/05(日) 22:51
by ssnys
何はともあれ、現状把握が大切なので、スペックを記しておきます。
  • メーカー: HITACHI
  • モデル: FLORA 310 DL7
  • マザーボード: V66LT
  • CPU: Intel Pentium III 700 MHz
  • RAM: SDRAM-DIMM PC100 256MB × 2
  • HDD: なし
その他詳しいスペックは https://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/OSD ... _0007.html を参照。

問題点その1 - 突然フリーズする

最大の問題点。再現性がなく原因は不明。OKWAVEでも質問しました。CPUか電源の故障かもしれません。

解決策

対処療法ではあるのですが、CPUに負荷をかけ続けるとフリーズしなくなることを、つい最近発見しました。そのためLinuxが起動したら、すぐにターミナルで以下のコマンドを実行します。

コード: 全て選択

nice -n 19 yes >/dev/null
これで数日間起動したままでもフリーズしません。ただし、Linux起動中のフリーズには対処のしようがありません。

問題点その2 - HDDがない

以前はあったのですが、HDDが故障してしまったため取り外してしまいました。そのため、OSはUSBブートからの起動となります。USBポートのバージョンは1.1なので転送速度が遅いです。それに加えてSWAPが使用できないため、メモリの使用量がかなりきつきつです。

解決策

IDE HDDを購入する。ただし一体型のパソコンのため、スペースが狭く、HDDの装着がかなり難しい。慣れないことをして、他の部品を壊しそう。当面はHDDなしでOS探しを優先。

問題点その3 - メモリーにエラーがある

元々は128MBがデフォルトだったのですが、これでは流石にどうにもならんので、256MB × 2枚を購入しました。そのうち1枚にエラーがあったようです。memtest86+で仔細に点検するとエラーが観測されます。

解決策

新しいメモリーを購入するのが一番ですが、PC100の256MBはなかなか出回っておらず、価格が高額なのがネックです。元々あったメモリと交換して256MB + 128MBで運用してもよいのですが、メモリエラーによる不具合も観測されていないので、当面は256MB × 2の運用でいきます。

Re: HITACHI FLORA 310 DL7 に適したOSを探す旅

Posted: 24/05/08(水) 15:34
by thinkpadnerd
puppy はメモリに sfs 形式のシステムをコピーするのがデフォルトの動作であるため、その分メモリを多く消費します。
システムが小さかった precise の頃はそれでもさほど問題はなかったのですが、puppy 6系以降は概ね 1GB 以上のメモリを必要とします。

512MB 程度のメモリでも動作すると主張している Linux に Lubuntu や antiX がありますが、これらは HDD にインストールすることを前提としています。
ですので、メモリを増設できないなら HDD ドライブは必須です。しかし、現在は SATA が主流であり、旧規格の HDD はむしろ高価です。(中古品を買う手もありますが)

しかし、HDD を購入するくらいなら、amazon で扱っている中古 PC で 1万円台のものを買うほうが、コストパフォーマンスがいいと思われます。(1万円台でも結構高性能な PC が手に入ります)
メモリの搭載量も多いので、puppy の最近のバージョンが動くでしょう。

Re: HITACHI FLORA 310 DL7 に適したOSを探す旅

Posted: 24/05/08(水) 19:49
by ssnys
thinkpadnerd さん返信ありがとうございます。
thinkpadnerd さんが書きました: 24/05/08(水) 15:34 512MB 程度のメモリでも動作すると主張している Linux に Lubuntu や antiX がありますが、これらは HDD にインストールすることを前提としています。
ですので、メモリを増設できないなら HDD ドライブは必須です。しかし、現在は SATA が主流であり、旧規格の HDD はむしろ高価です。(中古品を買う手もありますが)
中古のIDE HDDについてヤフオク等の相場でも、安いものは2000円以下なので、少し検討はしています。
thinkpadnerd さんが書きました: 24/05/08(水) 15:34 しかし、HDD を購入するくらいなら、amazon で扱っている中古 PC で 1万円台のものを買うほうが、コストパフォーマンスがいいと思われます。(1万円台でも結構高性能な PC が手に入ります)
メモリの搭載量も多いので、puppy の最近のバージョンが動くでしょう。
時間やスペックを考えたら、仰る通り購入が一番簡単な解決策だとは思います。とはいえ、まだまだ使える(?)かもしれないので、色々と試行錯誤して、駄目でしたら、購入について検討したいと思います。

新しいOSに求めるもの

Posted: 24/05/08(水) 20:21
by ssnys
新しいOSに求めるものについて明確にしておきます。現状の要件は以下ですが、要件が増えたり、妥協したりすることはあるかもしれません。
  • 使用するメモリの量が少ない。
  • ベースのシステムが新しい。
  • パッケージシステムがあり、ソフトウェアを手軽にインストールできる。
  • GUIが動く。
  • 日本語表示、日本語入力が可能。
使用するメモリの量が少ない

とにかく512MBしかないので、使用メモリ量は少ないに越したことはないです。

ベースのシステムが新しい

Precise Puppy 571JP ではPythonやらOPENSSLやら、諸々古すぎて、何か新しいことをするときに苦労が絶えないです。

パッケージシステムがあり、ソフトウェアを手軽にインストールできる

やはり自分でライブラリを探したり、コンパイルするのは大変です。

GUIが動く

絶対必要という訳ではないのですが、あると非常に便利であるのは確かです。

日本語表示、日本語入力が可能

日本語話者のモノリンガルのため、これを取り上げられたら、何もできません。

Re: HITACHI FLORA 310 DL7 に適したOSを探す旅

Posted: 24/05/08(水) 20:44
by ssnys
まずは、thinkpadnerd さんのおかげでインストールできた、S15Pup32について試してみます。その前にS15Pup32の環境について記しておきます。
  • インストールメディア: BUFFALO RUF3-K16GB-PK
  • バージョン: S15Pup32-22.12-240420
  • インストール方法: Frugal Install
  • ブートローダー: GRUB4DOS 0.4.4 2009-06-20
  • Saveファイル: Ext3, 512MB

S15Pup32の使用メモリー量とネットワーク接続

Posted: 24/05/08(水) 22:07
by ssnys
なにはともあれ、無事起動できたので、freeコマンド使用メモリー量を調べます。

使用メモリー量は90MB前後でかなり少ないですが、ZRAMによるSWAPが470MBほどあり、CPUへの負担がありそうです。全体的に動作ももっさりしています。

ネットワーク接続はひとまず、スマートフォンのUSBテザリングを使用します。Frisbeeを起動すると自動的に認識されました。

Re: HITACHI FLORA 310 DL7 に適したOSを探す旅

Posted: 24/05/09(木) 12:25
by thinkpadnerd
ssnys さんが書きました: 24/05/08(水) 22:07 使用メモリー量は90MB前後でかなり少ないですが、ZRAMによるSWAPが470MBほどあり、
メモリ512MBで最近の Puppy を動かしたことがないので、どういう操作感なのか分かりませんが、家のマシン (メモリ4GB) で起動直後にメモリ使用量を見ると 150MBくらい使っています。zram swap はスタンバイしていますが、実際には使われていません。
しかし、本当のメモリ使用量は 150MB にシステムの sfs の大きさを足した値です。ですから、500MBを越えています。

ssnys さんのマシンではどういう動作になるのでしょう。
おそらく、システムの sfsはメモリに読み込まれず、usbにアクセスしながら動いているのでしょう。(読み出しだけだから、usbメモリの寿命には影響しないはず) メモリに sfsを読み込んでいる場合に比べれば、動作速度は落ちると考えられます。

あと、CPUが Pentium III では、最近のアプリケーションの中には動かないものもあると思います。(Pentium 4 以降の命令セットを必要とします)

Re: HITACHI FLORA 310 DL7 に適したOSを探す旅

Posted: 24/05/09(木) 19:33
by ssnys
thinkpadnerd さん返信ありがとうございます。
thinkpadnerd さんが書きました: 24/05/09(木) 12:25 おそらく、システムの sfsはメモリに読み込まれず、usbにアクセスしながら動いているのでしょう。(読み出しだけだから、usbメモリの寿命には影響しないはず) メモリに sfsを読み込んでいる場合に比べれば、動作速度は落ちると考えられます。
なるほど勉強になります。USB 1.1 なので速度的には遅いはずですが、なんとか使用には耐えるようです。
thinkpadnerd さんが書きました: 24/05/09(木) 12:25 あと、CPUが Pentium III では、最近のアプリケーションの中には動かないものもあると思います。(Pentium 4 以降の命令セットを必要とします)
これについては、Precise Puppy 571JP の使用時からかなり感じていました。SSE2が利用できないのが、辛いところです。

パッケージのデータベースを更新

Posted: 24/05/09(木) 19:57
by ssnys
昨日の夜に作業していたのですが、そのまま寝てしまったため、忘れないうちに書き留めておきます。

インターネットに接続したので、パッケージデータベースを更新しました。

とくにエラーなどもなく更新できました。

Webブラウザー

Posted: 24/05/09(木) 20:30
by ssnys
S15Pup32のデフォルトブラウザは、Lightというソフトウェアのようです。ですが、コマンドラインから実行すると、Illegal instruction と表示されて起動しません。恐らくはCPUが古いのが原因でしょう。

仕方ないので、手前味噌のpalemoon_27.9.4SSE_i686.sfsを使用します。

日本語表示ができないので、豆腐文字ですがPuppyのフォーラムを表示できました。

GUI Webブラウザーは必須ではないのですが、あると便利であるのは確かです。何れWebブラウザー探しを行うことになるとは思うのですが、最新のブラウザーはどれもSSE2が必要なようで、なかなか厳しそうです。

日本語化

Posted: 24/05/09(木) 21:15
by ssnys
日本語化について、一から行うと相当な手間がかかるはずなのですが、thinkpadnerdさん制作のs15pup32_lang_ja-r3.petをインストールしたら、何の苦も無く日本語化ができました。

次回からはこのパソコンからここへ投稿できるといいなあ。

Re: HITACHI FLORA 310 DL7 に適したOSを探す旅

Posted: 24/05/10(金) 19:40
by ssnys
PC投稿テスト。HITACHI FLORA 310 DL7から投稿できるでしょうか。

Vimをインストール

Posted: 24/05/10(金) 20:27
by ssnys
パッケージマネージャーから何か一つインストールしてみようと思い、slackware-15.0-officialリポジトリのvim-9.0.2127をAuto installを試みたのですが、とにかく時間がかかりました。あまりにも時間がかかるので途中で寝てしまったのですが、3時間以上はかかったのではないでしょうか。

どうもインストールするログを眺めていると、インストールするファイルの全てに「file --brief」を実効しているようで、fileコマンドに0.5~1秒程度かかります、インストールファイル数に比例して時間がかかるようです。Vimのインストールでは依存関係でRubyもインストールされるようですが、このRubyでインストールされるファイルがとにかく多いようです。

余談ですが、なぜVimをインストールするのにRubyが必要なのか、よく理解できていません。

SaveファイルもVim関連で200MB程度占領しています。512MBでは少なすぎたでしょうか。

Re: HITACHI FLORA 310 DL7 に適したOSを探す旅

Posted: 24/05/10(金) 20:53
by ssnys
これはS15Pup32とは直接的には関係のない話なのですが、devx_s15pup32_22.12.sfsのダウンロードをWgetで試みました。

当方が使用している回線はかなり遅い回線なので、一回では全てをダウンロードできず、Wgetが再試行を行うのですが、再試行の度に0%から再スタートするようです。おそらくSourceForgeサーバーは部分的なダウンロードに対応していないと思われます。

これは困りました…。