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32bit OS の終焉か
Posted: 25/11/12(水) 21:08
by thinkpadnerd
32bit Linux の開発が終了したわけではありませんが、Firefox と SeaMonkey の 32bit 版終了がアナウンスされています。
Firefox
https://thinkit.co.jp/news/38674
SeaMonkey
https://mozillazine.jp/?p=9226
Chromium 系のブラウザはずっと前に 32bit 版の提供が終了しています。主要なブラウザの提供が終了すれば、今の時代、32bit コンピュータの利用価値は大きく低下することでしょう。(そもそも今の Firefox や Chromium は 32bit PC には重すぎるが)
Chromium や Pale Moon は OS のベンダーや個人によって 32bit 版の提供が続いていますが、Firefox や SeaMonkey の撤退は 32bit OS やブラウザの継続に影響を与えるかもしれません。
ただ、32bit CPU のパソコンは機械的な寿命を迎えつつあると思います。ハードウエアもソフトウエアも店仕舞いの時期ですね。
Re: 32bit OS の終焉か
Posted: 25/11/13(木) 21:48
by タロ兵衛
Screenshot from 2025-11-13 21-06-00.png
32bitパソコンの稼働実績はWin10の登場とXPのサポート終了で、完了って感じですね
一般の事務や家庭向けには今でも32で十分ですけど。
パソコン業界儲からないし、ソフト屋は楽したいしね
(オーバーフロー処理とか随分サボるようになりました)
Re: 32bit OS の終焉か
Posted: 25/11/14(金) 12:57
by thinkpadnerd
ワープロや計算専用の端末なら 32bit OS でも間に合うかもしれません。
しかし、もはやブラウザの選択肢がなくなりました。今の時代、ネットで情報収集できないのは致命的だと思います。
それと、64bit パソコンでも 32bit OS はきびきび動くという意見を目にしたことがありますが、私は疑っています。Bookwormpup32 や S15Pup32 は同じ 64bit マシンで実行した場合、明らかに反応が悪いです。
決定的なのは、32bit パソコンが寿命を迎えつつあることです。家ではすでに故障し退役しました。
Re: 32bit OS の終焉か
Posted: 25/11/26(水) 16:27
by thinkpadnerd
www.puppylinux.com/ からたどると、Puppy Linux Distro Collection としていくつかの puppy のリストがあります。この中に NoblePup32 というのがあります。
起動してみましたが、Fujitsu Arrows Tab Q508 ではタッチパッドが機能しませんでした。ドライバかファームウエアが不足しているようです。
音が出ません。このマシンの音源チップはちょっと特殊ですが、いくつかの puppy では正しく認識されます。
OpenGL が壊れているようです。hardinfo で見ると "unknown" と表示されます。本来なら mesa のバージョン等が表示されます。Firefox も glx によるハードウエアアクセラレーションがまったく効かないことをレポートしています。
試しに jammypup32 や trixiepup32 の日本語化パッケージを適用してみましたが、gtk-2 のアプリで日本語入力が機能しません。詳細は省略しますが、原因は "t64" です。回避策はありますが、すでに述べたような不具合があるので、NoblePup32 は使用するに耐えないと思います。
以前から書いているように、ubuntu noble の 32bit 版は存在しません。ubuntu では 64bit OS で 32bit アプリを動かす必要にそなえて、一部の 32bit ライブラリのみ提供しています。それだけでは 32bit OS としては成立しないので、NoblePup32 では足りない部分を debian から借りています。
BookwormPup32 や S15Pup32 があるので、ubuntu と debian を混ぜて OS を作ることに意味があるのだろうかと思います。
Re: 32bit OS の終焉か
Posted: 25/11/27(木) 08:27
by タロ兵衛
不思議なOSですね。
「ubuntu noble の 32bit 版は存在しません」と、いうことは、64bit前提のnobleのソースを32bitでコンパイルしたのでしょうか
Puppyである前提としては、puppyでのコンパイルは必須ですけど、わざわざ32bitはよくわかりませんね
仮説
・どのpuppyでも32bit版があるが、(最近の)ubuntuはない。一応そろえておくか。
・腕試しに作ったら動いたよ(俺のPCでは)。
こんな感じでしょうか
どこまで網羅するかもありますが、ドライバ不足はありがち。
puppy3.0でロシアのサイトでオーディオのドライバ落としたことありましたね。
ロシアは結構puppyユーザーいますよね
Re: 32bit OS の終焉か
Posted: 25/11/27(木) 15:57
by thinkpadnerd
タロ兵衛 さんが書きました: ↑25/11/27(木) 08:27
仮説
・どのpuppyでも32bit版があるが、(最近の)ubuntuはない。一応そろえておくか。
・腕試しに作ったら動いたよ(俺のPCでは)。
こんな感じでしょうか
タッチパッドやサウンドの不具合はハードウエア依存。マシンによっては問題は生じないでしょう。
ハードウエアアクセラレーションが効かなくても、X window は動きます。(動画の再生には難あり)
日本語入力が機能しなくても英米人は困らない...
私は使いたいとは思いません。
(追記: すでに公式として認定済みの OS と並べて記載されているのは、誤解を招く恐れがあります。)
ubuntu パッケージと debian パッケージの微妙な組み合わせの上に構築されているので、プログラムやライブラリを追加するとシステムを壊してしまう恐れが多分にあります。
時間の処理(2038年問題)では 32bit OS のほうに問題があります。対応は進みつつあるようですが、2038年に 32bit パソコンは稼働しているでしょうか。あるいは、32bit アプリは利用されているでしょうか。

Re: 32bit OS の終焉か
Posted: 25/11/28(金) 08:23
by タロ兵衛
これpuppyの定義の甘さにも原因があるんでしょうね。
何のためのpuppyなのか。
旧車愛好家がハイオクのガソリン車を所有するように、32ビット機ものこるでしょう。
その時はネットに繋がず、バージョンの古いPyppy を使えばよろしい
現役なのか?も、ワープロ代わりとか写真整理とかなら現役だし、
「ネットを含め一通り」なら数年前に退役済みです。
「古いマシンに新しい命を吹き込んで実用レベルに」に照らしても、32ビット延命は違和感ですね。