日本語入力環境
Re: 日本語入力環境
同じ表題で新しくトピックを建てようかとも思いましたが、
同じテーマで重複するのもどうかと思い、こちらのトピックで
続けたいと思います....。
....時は流れて、2011年4月現在、パピー日本語版の最新版は
wary-511-01jで、日本語入力環境はScim+Anthyになっています。
ヴァージョンは、
Scim: 1.4.7
Anthy: 9100h
同じテーマで重複するのもどうかと思い、こちらのトピックで
続けたいと思います....。
....時は流れて、2011年4月現在、パピー日本語版の最新版は
wary-511-01jで、日本語入力環境はScim+Anthyになっています。
ヴァージョンは、
Scim: 1.4.7
Anthy: 9100h
Whizについて
2008年5月11日リリースのヴァージョン0.57が最新版のようです。
http://yui.mine.nu/whiz/whiz.html
しかし、開発元のBerry Linuxプロジェクトは今でも非常にアクティブですので、
いつか開発再開があるかもしれない? です。
以下、ホームページより引用:
http://yui.mine.nu/whiz/whiz.html
しかし、開発元のBerry Linuxプロジェクトは今でも非常にアクティブですので、
いつか開発再開があるかもしれない? です。
以下、ホームページより引用:
『WHIZ』って?
『WHIZ』はとっても賢いっ☆かな漢字変換プログラムです。最新の日本語形態素解析技術を使っています。
このソフトは「Berry Linux」と共に開発されました。Unix OS上で動きます。
(中略)
特徴:
UNIX系OSで動く、クライアント・サーバー型の日本語入力システムです。
とても賢い、最小コスト法を採用しています。(ちょっと違うけどっ☆)
他のソフトでも利用しやすいように、Cannaプロトコルを採用しています。
現在辞書には34万6634語登録されています。
プログラムのサイズが非常に小さいです。(22.2KB)
漢字から仮名へ再変換することができます。(逆変換)
顔文字をサポートしています。
単語学習機能をサポートしています。(0.56-)
フリーソフトです。でも、開発を継続させるために、サポートを歓迎します。
WXGについて
WXGは(大昔に)開発が終了してますが、今でもファイルはダウンロードできるようです。
http://www.elec.ryukoku.ac.jp/~fujii/pu ... xg-1.0b-1/
以下、ダウンロード先からの引用:
http://www.elec.ryukoku.ac.jp/~fujii/pu ... xg-1.0b-1/
以下、ダウンロード先からの引用:
1. 動作環境
WXG for Linux / FreeBSD Ver 1.0 では、Canna の通信プロトコルを採
用したかな漢字変換サーバ (WXG サーバ) を提供しています。 WXG サーバ
は、NEC のかな漢字変換サーバ (Canna サーバ) の互換であり、Mule や
kinput2 といった Canna のクライアントをそのまま利用できます。ただし
Canna サーバと WXG サーバを同時に 2つ起動することはできません。
最後に編集したユーザー 新谷 [ 11/04/22(金) 16:54 ], 累計 1 回
Scimについて
Scim本体の開発は非常に停滞しているようです。
最新版は、2009年4月リリースのヴァージョン1.4.9のようです。
モジュールやブリッジの類は、現在でも修正されたり開発されたりしているものが世界中にあります。
Scimのホームページ:
http://www.scim-im.org/
sourceforgeのページ:
http://sourceforge.net/projects/scim/
SVNリポジトリのログを見ると、Scim本体への最終コミットは、
2009年11月のようです。
以下、ChangeLogからの引用:
とりあえず、リポジトリから、本体やモジュール類のソースを全部取得してみました。要研究。
以下にアップしました。もしよろしければどーぞ。
scim_all-SVN20110415.tar.bz2
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... ic/2011-4/ scim_all-SVN20110415.tar.bz2
最新版は、2009年4月リリースのヴァージョン1.4.9のようです。
モジュールやブリッジの類は、現在でも修正されたり開発されたりしているものが世界中にあります。
Scimのホームページ:
http://www.scim-im.org/
sourceforgeのページ:
http://sourceforge.net/projects/scim/
SVNリポジトリのログを見ると、Scim本体への最終コミットは、
2009年11月のようです。
以下、ChangeLogからの引用:
コード: 全て選択
2009-11-25 14:09 paxerit
* Integrated patch that fixed a focusing bug that has been reported
on both the ubuntu and redhat bugtrackers
* Added panel-controller functionality. it is now possible to
programmatically change the selected IM via a socket connection
to the panel. For a possible client implementation see
http://projects.palaso.org/projects/show/autoswitcher
2009-04-27 10:09 yurivict
* extras/gtk2_immodule/gtkimcontextscim.cpp: fixed the issues of dual
uninitialization causing segv.
2008-12-21 02:07 ryo-dairiki
* configs/config: - Remove "CapsLock" from valid key masks.
(以下略)
以下にアップしました。もしよろしければどーぞ。
scim_all-SVN20110415.tar.bz2
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... ic/2011-4/ scim_all-SVN20110415.tar.bz2
Scimについて その2
Scimは現在でも、各ディストリビューションによって(たいてい細々と)メンテナンスされ続けています。
そこで、明確な形でバグ修正がなされているものを探したのですが、
ほとんど見つけることができませんでした。
唯一、VineLinuxで発見しました。
http://bts.vinelinux.org/guest.cgi?proj ... rt&id=1032
VineSeedのソースリポジトリ: Scimパッケージの日付は2010年10月になってます:
http://ftp.vinelinux.org/pub/Vine/apt/V ... RPMS.main/
scim-1.4.9-8vl6.src.rpm をバラして再度tarアーカイブしたものをアップしました。
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... l6.tar.bz2
内容は以下になります:
そこで、明確な形でバグ修正がなされているものを探したのですが、
ほとんど見つけることができませんでした。
唯一、VineLinuxで発見しました。
http://bts.vinelinux.org/guest.cgi?proj ... rt&id=1032
VineSeedのソースリポジトリ: Scimパッケージの日付は2010年10月になってます:
http://ftp.vinelinux.org/pub/Vine/apt/V ... RPMS.main/
scim-1.4.9-8vl6.src.rpm をバラして再度tarアーカイブしたものをアップしました。
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... l6.tar.bz2
内容は以下になります:
コード: 全て選択
scim-1.4.5-no-rpath-libdir.patch
scim-1.4.5-panel-menu-fixes.patch
scim-1.4.7-remove-locale.patch
scim-1.4.7-support-more-utf8-locales.patch
scim-1.4.7-bz462820.patch
scim-1.4.7-syslibltdl.patch
scim-1.4.7-fix-capslock.patch
scim-1.4.7-timeout.patch
scim-1.4.7-fix-fallback.patch
scim-1.4.7_translation-update.tar.bz2
scim-1.4.7-fix-gdm.patch
scim-1.4.7-trayicon.patch
scim-1.4.7-imdkit-read-property-properly.patch
scim-1.4.7-xim-wrong-format.patch
scim-1.4.7-menu-pos.patch
scim-1.4.7-remove-help-frame.patch
scim-1.4.8-vine.patch
scim-1.4.8-fix-dlopen.patch
scim-1.4.9-fix-disappeared-status-icon.patch
scim_x11_frontend-ic-focus-LTC27940-215953.patch
scim-gtkimm-default-snooper-off-213796.patch
scim_panel_gtk-icon-size-fixes.patch
scim-icons-0.7.tar.gz
scim-1.4.9.tar.gz
scim-vl.spec
uimについて
uimは多言語入力メソッドフレームワークで、scimと違って現在でも活発に開発されています。
uimホームページ:
http://code.google.com/p/uim/
最新版であるヴァージョン1.6.1をコンパイルしてみました。
コンフィグ・オプション
コンフィグ・ログ
ペットパッケージを作成してみましたがこれはテスト用で、
これだけではほとんど何もできません。
uim-1.6.1-k2-i486.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... 2-i486.pet
*入力パッドによる、かな入力は可能です。
*設定ファイルを一切書き換えることなくテストできます。
*ロケールに関係なくテストできます。
*Wary本家版でもフォントを入れれば、入力可能
使い方は、以前に以下に書いたやり方とほぼ同じです。
日本語関連4 uimフルパッケージ:
viewtopic.php?f=25&t=1390&start=150#p12635
コンソールから以下のコマンドを打つ。
マウスで右クリックして設定。
テキストエディタ側でも右クリックして設定。
うまくいけば、以下のような画面になります。
https://sites.google.com/site/pochikoro ... -gtk-4.png
uimホームページ:
http://code.google.com/p/uim/
最新版であるヴァージョン1.6.1をコンパイルしてみました。
コンフィグ・オプション
コード: 全て選択
./configure --prefix=/usr --sysconfdir=/etc --localstatedir=/var --build=i486-pc-linux-gnu --x-includes=/usr/X11R7 --with-x
コード: 全て選択
SigScheme has been configured as follows:
base config: uim
[Storage configuration]
Storage impl: compact
Fixnum size: long
getcontext: yes
libgcroots: bundled one
[Multibyte character handlings]
Multibyte chars: yes
Default encoding: singlebyte
UTF-8 codec: yes
EUC-CN codec: no
EUC-JP codec: yes
EUC-KR codec: no
Shift_JIS codec: no
[R5RS behaviors]
Strict R5RS: no
Const list literal: no
Const vector literal: yes
Strict null form: no
Strict vector form: yes
Strict argcheck: yes
Strict top-level defs: yes
Internal definitions: yes
[R5RS features]
Continuation: yes
Quasiquote: yes
Hygienic macros: no
Promise: yes
Integer: yes
Numeric I/O: yes
Charcters: yes
Strings: yes
String procedures: yes
Deep c[ad]+r procs: yes
Vectors: yes
Ports: yes
Reader: yes
Writer: yes
Load: yes
[SRFIs]
SRFI-0: yes
SRFI-1: yes
SRFI-2: yes
SRFI-6: yes
SRFI-8: yes
SRFI-9: yes
SRFI-22: yes
SRFI-23: yes
SRFI-28: yes
SRFI-34: yes
SRFI-38: yes
SRFI-43: yes
SRFI-48: yes
SRFI-55: yes
SRFI-60: yes
SRFI-69: yes
SRFI-95: yes
[R6RS features (preliminary)]
R6RS characters: yes
R6RS named chars: yes
[SigScheme-specific extensions]
define-macro: yes
SigScheme extensions: yes
format+ procedure: yes
SIOD compatibilities: yes
SIOD bugs emulation: no
eval_c_string(): yes
Backtrace: no
Library: no
Interactive shell: no
[Developer-only debugging features]
Debug: no
[Build information (provide this on bug reports)]
Package: SigScheme 0.8.5
build (compile on): i486-pc-linux-gnu
host (compile for): i486-pc-linux-gnu
host data model: ILP32
host align (C/S/I/L/P): 1/2/4/4/4
host endian: little
host char unsigned: no
host arithmetic rshift: yes
host safe va_list ref: yes
Compiler: gcc
Compiler version: gcc (GCC) 4.3.4
CFLAGS='-g -O2 -pedantic -Wall -Wchar-subscripts -Wmissing-declarations -Wredundant-decls -Wmissing-prototypes -Wnested-externs -Wpointer-arith -Wcast-align -Wsign-compare -Wno-overlength-strings -DNDEBUG'
Configure Result :
Anthy : no
Anthy (UTF-8) : no
Canna : no
Mana : no
PRIME : no
SJ3 : no
SKK : yes
Wnn : no
m17n-lib : no
SCIM : no
cURL : no
expat : no
OpenSSL : no
SQLite3 : no
ffi : no
Gtk+ : yes
Gnome Applet : no
Qt3 : no
Qt3 immodule : no
Qt4 : no
Qt4 immodule : no
Qt4 Qt3Support : no
KDE3 Applet : no
KDE4 Applet : no
FEP : yes
Emacs : yes
XIM : yes
Pref : yes
DICT : no
EB : no
libedit : no
notify : stderr
Default toolkit : gtk
これだけではほとんど何もできません。
uim-1.6.1-k2-i486.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... 2-i486.pet
*入力パッドによる、かな入力は可能です。
*設定ファイルを一切書き換えることなくテストできます。
*ロケールに関係なくテストできます。
*Wary本家版でもフォントを入れれば、入力可能
使い方は、以前に以下に書いたやり方とほぼ同じです。
日本語関連4 uimフルパッケージ:
viewtopic.php?f=25&t=1390&start=150#p12635
コンソールから以下のコマンドを打つ。
コード: 全て選択
# uim-toolbar-gtk
マウスで右クリックして設定。
テキストエディタ側でも右クリックして設定。
うまくいけば、以下のような画面になります。
https://sites.google.com/site/pochikoro ... -gtk-4.png
Canna について
「かんな」は、サーバ/クライアント方式の日本語入力システムです。
以前はUINIX系OSでの標準的な日本語入力システムで、過去のパピー日本語版でも
使用されていました。
最新版は2004年5月リリースのヴァージョン3.7p3です。
Canna ホームページ:
http://canna.sourceforge.jp/
ソースリポジトリを覗くと、ヴァージョン3.7p3リリース以後も、細々と開発が継続されてました。
最終コミットは2008年4月のようです。
以下、Changelogから抜粋
ソースを全て取得してアップロードしました。
canna-cvs20110410.tar.bz2
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... 10.tar.bz2
以前はUINIX系OSでの標準的な日本語入力システムで、過去のパピー日本語版でも
使用されていました。
最新版は2004年5月リリースのヴァージョン3.7p3です。
Canna ホームページ:
http://canna.sourceforge.jp/
ソースリポジトリを覗くと、ヴァージョン3.7p3リリース以後も、細々と開発が継続されてました。
最終コミットは2008年4月のようです。
以下、Changelogから抜粋
コード: 全て選択
2008-04-06 AIDA Shinra <shinra@j10n.org>
* lib/RKindep/cfuncs.c(RkiAltStrlcat): bugfix
2008-04-06 AIDA Shinra <shinra@j10n.org>
* [Canna-dev 363]: old style sort options is no longer available
* Don't use the sort command. Implement necessary features into
the mergeword and the pod. The forsort is no longer used but
still installed for the backward compatibility.
* cmd/mergewd/mergewd.c: Reimplemented from scratch.
New option "-s": sort the input before the merge.
* cmd/mkbindic/mkbindic.cpp: mergeword -s instead of forsort and sort
* dic/ideo/grammar/Imakefile: ditto
* dic/ideo/pubdic/pod.c: New sort options.
New option "-P": sort by yomi and freq stably
New option "-S": don't sort; output order is the same to the input
* dic/ideo/words/Imakefile: remove forsort, which is just a garbage
* dic/phono/Imakefile: ditto
* lib/RK/RKintern.h(euctous): declare here
* misc/zipcode/Imakefile: mergeword -s and pod -P instead of forsort
and sort.
(distclean): new target
2007-08-08 AIDA Shinra <shinra@j10n.org>
* [Canna-dev 360]: romaji-yuusen bug
* Multiple bugfixes around kana input
* lib/canna/RKkana.c(RkwMapPhonogram): Don't pass non-ASCII characters
to RkMapPhonogram as the 6th arg.
* lib/canna/RKroma.c (RkMapPhonogram): Handle sokuon in old dic case
as romaji-yuusen feature expects.
(RkMapRoma): Tweak for consistency with RkMapPhonogram's change.
* lib/canna/empty.c(EmptySelfInsert): Prevent crash in kana input.
* lib/canna/multi.c(_DoFuncSequence): Convert kana key to wchar.
* lib/canna/romaji.c(YomiInsert): Allow only ASCII and kana keys to be
FunctionalInsert'ed.
(makePhonoOnBuffer): Change the 3rd arg to wchar_t.
(Yomisearchfunc): Try romaji-yuusen feature only for suitable keys
for romaji-kana conversion.
(以下略)
canna-cvs20110410.tar.bz2
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... 10.tar.bz2
Canna について その2
長い話を短くして言うと、Cannaのソースは直接 "./configure" できません。
コンパイルの仕方はドキュメントに書いてあるのですが、
ドキュメントの文字コードがEUCで読みにくいので、役に立ちそうなものを
UTF-8に変換してアップロードしました。
canna-doc-utf8.tar.bz
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... tf8.tar.bz
ところで、Cannaの設定ファイルはcanlispという独自言語で書きます。
Emacsみたいなものですか。
昔の人は偉かったんだなぁ、と思う瞬間です。
マニュアルから抜粋:
http://flex.ee.uec.ac.jp/texi/canlisp/canlisp.html
とりあえず全部取得して、アーカイブにしてアップロードしました。
canlisp-doc.tar.bz2
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... oc.tar.bz2
以前に、koropupで使用していた設定ファイル(と辞書)もアーカイブしてアップロードしました。
これは新谷がパピー4.1.2日本語版から抽出して、わずかに改変したものです。
(設定ファイル類についてです。辞書部分はだいぶアップグレードしてます。)
なにかの参考になるかもしれません。ならないかもしれませんが。
/usr/lib/canna に設置されていました。
canna-koropup-UsrLib-canna.tar.bz2
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... na.tar.bz2
コンパイルの仕方はドキュメントに書いてあるのですが、
ドキュメントの文字コードがEUCで読みにくいので、役に立ちそうなものを
UTF-8に変換してアップロードしました。
canna-doc-utf8.tar.bz
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... tf8.tar.bz
ところで、Cannaの設定ファイルはcanlispという独自言語で書きます。
Emacsみたいなものですか。
昔の人は偉かったんだなぁ、と思う瞬間です。
マニュアルから抜粋:
canlispのオンラインマニュアルは以下のページにあります:canlisp は MacLisp 系の lisp 言語である。いやまて、MacLisp 系と言うのは canlisp のような超小型の lisp が称するのはちょっと大胆である。が、とりあえず defun 構文や defmacro に関しては MacLisp および Franz Lisp に見られる方式を用いている。
canlisp の言語処理を lisp 言語の視点から言うと、深い束縛を持ち、レキシカルスコープを持った言語と言うことになる。レキシカルスコープは Zeta Lispや Common Lisp で見られるスコーピングルールで、コンパイラに主眼を置いたものであるが、canlisp はインタプリタであるにもかかわらず採用した。
とは言っても、たかだか日本語入力システムのカスタマイズファイルパーサであるので、それほどたいしたことはしていない。canlisp の変数は大域で定義されるか、ローカルバインディングがなされるかで、いわゆるスペシャル変数( (declare (special x)) の x のような変数)は用意しない。
http://flex.ee.uec.ac.jp/texi/canlisp/canlisp.html
とりあえず全部取得して、アーカイブにしてアップロードしました。
canlisp-doc.tar.bz2
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... oc.tar.bz2
以前に、koropupで使用していた設定ファイル(と辞書)もアーカイブしてアップロードしました。
これは新谷がパピー4.1.2日本語版から抽出して、わずかに改変したものです。
(設定ファイル類についてです。辞書部分はだいぶアップグレードしてます。)
なにかの参考になるかもしれません。ならないかもしれませんが。
/usr/lib/canna に設置されていました。
canna-koropup-UsrLib-canna.tar.bz2
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... na.tar.bz2
Canna その3 コンパイル下準備
WaryでCannaをコンパイルするには、何点か下準備をふむ必要がありました。
1. automakeとautoconf
automakeとautoconfがあやしそうでしたので、double_starさんのPET置き場からパッケージをとってきてインストールしました。多謝です m(_ _)m
double star:Home
http://sites.google.com/site/doublestar256/home
2. Xutils
Xutils関連のパッケージが足りてなかったので、コンパイルしてインストールしました。
ソースはubuntuのリポジトリから取得しました。
パピーのXorgは意図的に古いものを使用しているのでXutils関連も古いものがいいんじゃない?
と思ってHardyで使用されているものと同ヴァージョンのソースを使用しました。
Package: xutils-dev (1:7.2.ds2-1ubuntu1)
http://packages.ubuntu.com/hardy/xutils-dev
コンパイルにあたっては「パピーリナックスで遊ぶ!」さんブログの以下のエントリが参考になりました。
多謝です m(_ _)m
パピーリナックスで遊ぶ!: xmkmf
http://puppylinuxforever.blogspot.com/2 ... xmkmf.html
....Xutilsの中から「xorg-cf-files」と「 imake」をコンパイルしました。
コンフィグオプションが若干変則的です。
まとめてペットパッケージにしました。
xutils-dev-7.2.ds2-tiny-1.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... tiny-1.pet
....続く
1. automakeとautoconf
automakeとautoconfがあやしそうでしたので、double_starさんのPET置き場からパッケージをとってきてインストールしました。多謝です m(_ _)m
double star:Home
http://sites.google.com/site/doublestar256/home
2. Xutils
Xutils関連のパッケージが足りてなかったので、コンパイルしてインストールしました。
ソースはubuntuのリポジトリから取得しました。
パピーのXorgは意図的に古いものを使用しているのでXutils関連も古いものがいいんじゃない?
と思ってHardyで使用されているものと同ヴァージョンのソースを使用しました。
Package: xutils-dev (1:7.2.ds2-1ubuntu1)
http://packages.ubuntu.com/hardy/xutils-dev
コンパイルにあたっては「パピーリナックスで遊ぶ!」さんブログの以下のエントリが参考になりました。
多謝です m(_ _)m
パピーリナックスで遊ぶ!: xmkmf
http://puppylinuxforever.blogspot.com/2 ... xmkmf.html
....Xutilsの中から「xorg-cf-files」と「 imake」をコンパイルしました。
コンフィグオプションが若干変則的です。
コード: 全て選択
# ./configure --prefix=/usr/X11R7 --sysconfdir=/etc --localstatedir=/var --with-config-dir=/usr/X11R7/lib/X11/config --build=i486-pc-linux-gnu
# make
xutils-dev-7.2.ds2-tiny-1.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... tiny-1.pet
....続く
Canna その4 コンパイル下準備
Cannaのソース中の設定ファイルも、幾つか編集する必要がありました。
mkrelease.sh を以下のように編集:
Canna.conf.distを編集:
このファイルに色々な設定が書かれています。
インストール先のディレクトリを以下のように編集しました。
これはパピー4.1.2日本語版に合わせていますが、
辞書&設定ファイルのインストール先を
/usr/lib/canna から /usr/share/canna に変更しています。
その後、以下のコマンドを実行:
....これで下準備がすべて整いました。
mkrelease.sh を以下のように編集:
コード: 全て選択
# $Id: mkrelease.sh,v 1.7 2004/04/25 14:16:48 aida_s Exp $
set -e
set -x
cp Canna.conf.dist Canna.conf
autoconf
autoheader
rm -rf autom4te.cache
cd canuum
autoconf
autoheader
rm -rf autom4te.cache
このファイルに色々な設定が書かれています。
インストール先のディレクトリを以下のように編集しました。
これはパピー4.1.2日本語版に合わせていますが、
辞書&設定ファイルのインストール先を
/usr/lib/canna から /usr/share/canna に変更しています。
コード: 全て選択
(前略)
cannaPrefix = /usr
cannaExecPrefix = $(cannaPrefix)
cannaBinDir = $(cannaExecPrefix)/bin
cannaSrvDir = $(cannaExecPrefix)/sbin
XCOMM cannaLibDir = $(cannaExecPrefix)/share/canna
cannaLibDir = $(cannaExecPrefix)/share/canna
XCOMM cannaManDir = $(cannaPrefix)/share/man
cannaManDir = $(cannaPrefix)/man
cannaIncDir = $(cannaPrefix)/include/canna
libCannaDir = $(cannaExecPrefix)/lib
ErrDir = /var/log/canna
(後略)
コード: 全て選択
#./mkrelease.sh && xmkmf
canna その5 コンパイル
下準備が全て完了したパッケージをアップロードしました。
Waryでのみテストしていますが、パピー4系以上ならコンパイルできるんじゃないでしょうか。
canna-cvs20110423-preMAKE.tar.bz2
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... KE.tar.bz2
解凍して、以下でコンパイル&インストールできます。
コンパイルしてペットパッケージを作成しました。
パピー4系以上で使用できると思います。
(2011年4月24日AM07:30追記)
ライブラリのリンク切れがあったので、パッケージを差し替えました。
canna-3.8-cvs20110423-k2.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... 423-k2.pet
Waryでのみテストしていますが、パピー4系以上ならコンパイルできるんじゃないでしょうか。
canna-cvs20110423-preMAKE.tar.bz2
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... KE.tar.bz2
解凍して、以下でコンパイル&インストールできます。
コード: 全て選択
#make canna
#make install
パピー4系以上で使用できると思います。
(2011年4月24日AM07:30追記)
ライブラリのリンク切れがあったので、パッケージを差し替えました。
canna-3.8-cvs20110423-k2.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... 423-k2.pet
最後に編集したユーザー 新谷 [ 11/04/24(日) 07:27 ], 累計 1 回
Canna その6 Waryでのテスト
一つ前のエントリのCannaのペットパッケージは、Waryでは今のところ、
ただ眺めて楽しむだけのパッケージです。
実用するにはパピー4.1.2日本語版、4.0.0.4日本語版、koropupが必要です。
いずれにしろテスト版です。
Waryでのテストの仕方:
*サーバを起動させる
↑はユーザrootでcannaserverを起動させています。
*状態をみる
*終了させる
*canlispで遊べるかもしれない?
ただ眺めて楽しむだけのパッケージです。
実用するにはパピー4.1.2日本語版、4.0.0.4日本語版、koropupが必要です。
いずれにしろテスト版です。
Waryでのテストの仕方:
*サーバを起動させる
コード: 全て選択
# mkdir /var/log/canna
# cannaserver -u root
*状態をみる
コード: 全て選択
# cannastat
Connected to unix
Canna Server (Ver. 3.8)
No clients
コード: 全て選択
# cannakill
コード: 全て選択
# canlisp
CannaLisp listener 3.8devel2
->
scim-canna
scim-cannaのパッケージを作成してみました。
cannaパッケージと併用するとcannaで日本語化入力ができます。
いろいろと設定する必要がありますが、まだ研究中です。
以前のパピー日本語版はどうだったかな.....。
軽いといえば軽い.....。
Note:
コンパイルできなかったので、Debianのパッチをあてました。
Debianのパッケージのページ:
http://packages.debian.org/ja/squeeze/scim-canna
オリジナルのソース: scim-canna_1.0.0.orig.tar.gz
Debianのパッチと差分ファイル全部: scim-canna-DebianPatches.tar.bz2
以下にアップロードしました。
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... lic/2011-4
コンパイル:
作成したパッケージ:
scim-canna-1.0.0DebianPatched-1.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... ched-1.pet
Cannaパッケージ:
canna-3.8-cvs20110423-k2.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... 423-k2.pet
cannaパッケージと併用するとcannaで日本語化入力ができます。
いろいろと設定する必要がありますが、まだ研究中です。
以前のパピー日本語版はどうだったかな.....。
軽いといえば軽い.....。
Note:
コンパイルできなかったので、Debianのパッチをあてました。
Debianのパッケージのページ:
http://packages.debian.org/ja/squeeze/scim-canna
オリジナルのソース: scim-canna_1.0.0.orig.tar.gz
Debianのパッチと差分ファイル全部: scim-canna-DebianPatches.tar.bz2
以下にアップロードしました。
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... lic/2011-4
コンパイル:
コード: 全て選択
# patch -p1 < 30-fix_gcc-4.3_ftbfs.dpatch
# make
scim-canna-1.0.0DebianPatched-1.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... ched-1.pet
Cannaパッケージ:
canna-3.8-cvs20110423-k2.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... 423-k2.pet
scim-uim
scim-uimのパッケージを作成してみました。
uimパッケージと併用すると、scim側からuimが扱えます。
いろいろと設定する必要がありますが、まだ研究中です。
scim側からuimが扱えるのは、
何か、こう、ちょっと不気味です.....。
Note:
コンパイルできなかったので、Debianのパッチをあてました。
Debianさまさまやな....。
Debianのパッケージのページ:
http://packages.debian.org/ja/squeeze/scim-uim
オリジナルのソース: scim-uim_0.2.0.orig.tar.gz
Debianのパッチと差分ファイル全部: scim-uim-0.2.0DebianPatches.tar.bz2
以下にアップロードしました。
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... lic/2011-4
コンパイル:
作成したパッケージ:
scim-uim-0.2.0-DebianPatched-1.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... ched-1.pet
uimパッケージと併用すると、scim側からuimが扱えます。
いろいろと設定する必要がありますが、まだ研究中です。
scim側からuimが扱えるのは、
何か、こう、ちょっと不気味です.....。
Note:
コンパイルできなかったので、Debianのパッチをあてました。
Debianさまさまやな....。
Debianのパッケージのページ:
http://packages.debian.org/ja/squeeze/scim-uim
オリジナルのソース: scim-uim_0.2.0.orig.tar.gz
Debianのパッチと差分ファイル全部: scim-uim-0.2.0DebianPatches.tar.bz2
以下にアップロードしました。
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... lic/2011-4
コンパイル:
コード: 全て選択
# patch -p1 < 10_missing-header.dpatch
# make
scim-uim-0.2.0-DebianPatched-1.pet
http://cid-f9572553a5072808.office.live ... ched-1.pet